日本人グラフィティアーティストのShiroは、カルチャーとしてのヒップホップとニューヨークシティをこよなく愛する。
それは彼女の作品によく表れている。
彼女が書き続けているオリジナルキャラクターのMIMIは世界的に認識されつつある。
彼女のアートは日本人の美学とニューヨークオールドスクールグラフィティアートが融合した代表的な例である。
MIMIはそのキュートだけの見た目を超えてより深い意味を持ち、アーティスト自身の強さと女性らしさを象徴している。
アーティストとしての形成期、20代の前半にShiroは日本で看護師として総合病院の病棟勤務についていた。
その際日々患者の世話をしながら生命の終焉に立ち合うこともあった。
この経験を通して彼女は全ての命は必ず終わりを迎えるということを認識する。
この経験をもとに彼女は世界中を旅するようになり、そして「足跡」として壁画を各地に残し始める。
Shiroは現在までに20カ国を訪れ、壁画を残してきた。
1998年にスプレー缶で壁画を書き始めて以来、その創作活動は進化をし続け、現在ではファッション、グラフィックデザイン、ファインアートも実践しているが、彼女はいまだにコミュニティの壁画にもっとも重きを置いている。
特に、世界のスラム街やゲットーで子供たちと直接創作活動をすることに強く関心を向けている。
彼女のモットーは「人生を愛し、それを最大限に生きる。私たちは今、ここにだけ存在しているのだから」。
ハミングバードでは当日会場にて貴重なライブ グラフィティアートを披露してくれます。
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